目次
年功序列は悪魔の制度
日本ではまだ年功序列がまかり通っています。
業種や会社によっては実力主義を装っているかもしれませんが、日本企業は年功序列の呪縛からは抜け出せないと思います。
だって年功序列は無能でも威張り散らせるし、無能でも部下を持てるし、無能でも好き勝手できますから。
自分を磨かない愚者にはうってつけの制度ですよ。
年功序列は封建制度の名残で身分制度みたいなものです。
その仕事に先に就いた物が先輩であり権力者であり優遇される者である。
後から入ったものは半永久的に上の者にたいして平伏さなければなりません。
芸能界なんかがわかりやすいですね。
売れない芸人でも先輩は先輩。
テレビ局も芸能界と同じで、どんなに無能な社員であっても有能な派遣はカス扱い。
無能な社員は神扱い。
この優遇制度を享受して自分も後輩や新人をこき使い威張りちらしたりしたいなら絶対に転職してはいけません。
何があろうと、何が起ころうと絶対に会社をやめずしがみつかなければなりません。
どんなに理不尽な事をされても、どんなに上司が無能でも、どんなに先輩が雑魚でも。
また、転職する勇気がない人も同様です。
勇気が持てない人も長年同じ会社に勤めていればオイシイ権利がもらえますので、なんだかんだ言っても結局後輩いじめもできるし部下を持って威張ることもできます。
年功序列によって甘い蜜を吸う権利を得た愚者がその権利を手放してまで転職することはありません。
ただ、愚者はぬるま湯に浸かりながら甘い蜜を吸い続けることに懸命ですが、賢者は自分を磨くためなら転職をします。
中途採用をしていない会社に未来はない
設立が古い会社で中途採用を積極的に行わない会社に無能社員が多いのは有能な社員は淀んだ汚水に成り果てた会社に見切りをつけて早々に辞めるからです。
勤続年数を自慢するおじさん社員が役職を得ている会社は惰性で生き延びているだけなので将来性はありません。
また、あなたがその会社で輝ける可能性は著しく低いでしょう。
排他的封建制の会社ではもはや有能な社員はおらず、残り物のカスしかいません。
カス社員の高いプライドで命令する内容なんかしょせんゴミです。
ゴミカス仕事を派遣やバイトにやらせてご満悦な雑魚上司のもとで人生の貴重な時間を浪費するのは時間の無駄です。
あなたがスキルアップを目指したいとか、経験値を積みたいとか、将来雑魚になりたくないと考えるのであれば転職すべきです。
転職する勇気がない人はそれが自分の限界なので高望みせず雑魚グループのいるぬるま湯の中で甘い蜜を吸い散らかす事を考えましょう。
転職する?やめとく?
とはいえ、転職には相当の情熱やエネルギー、スキルが必要です。

転職して成功する人と言うのはもうその時点で結構能力が高いのです。
世間的に転職者はレールに沿って走れない落伍者と見られがちです。
あなたは世間の意見に従いながら仕事をするのでしょうか?
あなたの人生は世間が決めるのでしょうか?
あなたが会社で困った時、世間が助けてくれますか?
世間では転職をする人は忍耐力がないとか、組織に従順でないとか、反抗的だとか勝手な事をいいます。
あなたが転職活動をしている時、あなたのことを忍耐力がなさそうだとか、従順ではなさそうだ、反抗的だなんて目ではみていません。
あなたを採用したいと考える企業はあなたの情熱、人柄、能力を見ています。
そもそも転職者を募集する会社は中途採用をおこなっているということ。
中途採用もしない新卒しか採らない会社ではないということです。
転職はイメージが悪い?
中途採用を行う会社は、世間一般の転職者へのマイナスイメージを採用条件の判断基準として見ていません。
よって、世間のイメージなんか転職には関係ありません。
- 転職理由がマイナスイメージだと採用されないんじゃないか?
- たとえば会社でいじめられているから転職したい
- 上司のパワハラ・セクハラが嫌で転職したい
- こんな理由で転職するのは我慢が足りないだけ?
いいえ、違います。
立派な転職理由です。
ただ、それを転職先に言う必要はありません。
面接時にうそを言っているのではなく、転職したい理由のうちいくつかをわざわざ言わなかっただけです。
転職先の担当者も所詮は安全な立場で安定的な仕事を任されている充実した会社員生活を送っている正社員様です。
壮絶ないじめやパワハラを受けたあなたの気持ちなんか理解できない愚者です。
そんな正社員様にあなたが受けた傷を伝えれば愚者としての陳腐な結論を弾きだしてあなたを不採用にします。
人事部なんて所詮は会社の犬です。
一般社員より優遇されていて地位も高いです。
そんな相手にあなたの苦労を語る必要はありません。
あなたが受けた苦痛はあなたの糧にして、あなたは未来の自分を描いて堂々としていればいいのです。
面接の場であなたの受けた仕打ちを語って「大変でしたね」なんて同情して採用されることなんかありません。
先ほどもいいましたが、面接官はあなたの将来性、人格、能力を推し量っているのです。
あなたはそれに答えるべく、能力が高いこと、人格的にも問題がないこと、将来的に会社の役に立つことを面接官に理解させればいいだけです。
耐えることが美学ではない
日本人は耐えることを美しいものとしがちです。
「おしん」しかり「半沢直樹」しかり
日本人が文明を持った大昔から現在に至るまで、耐える美学は相も変わらず健在です。
諸外国だって同じだ!と言う方もいらっしゃることでしょう。
海外勤務を希望しているなら忍耐を強要する国なのかどうかも調べておく必要がありますね。
通常、日本国内で転職するでしょうからここでは日本のみを対象に考えます。
耐えて、耐えて、耐え抜くと必ず幸せがやってきて自然とあなたの夢がかなうと思うなら耐えてください。
耐え抜くと幸せが待っていたとしても、耐えきれなくなったらもう幸せはやってこないのでしょうか?
耐えるのではなく、自分から幸せを掴みに行ってはだめなのでしょうか?
「3年頑張ればきっとよくなる」
「今は耐える時期」
なに?その根拠のない理由は?
3年頑張れとか今は耐える時期というのは
『熱い湯船でもそのうち体が慣れてぬるま湯に感じるからそれまで我慢しろ』ってことですよ。
そうじゃない!
ぬるま湯に浸かりたいんじゃなくて熱くてもいいから広々とした綺麗な湯船に浸かりたいんだ!
人間は誰しも環境に適応していくのでブラック企業でもある程度慣れていきます。
慣れた環境をぬるま湯に感じるようになったら立派な社畜です。
社畜は自分磨きより環境を変えないことを良しとします。
あなたはそんな不良品ではないから転職をしようという思いに至ったのでは?
現状に我慢できないから転職しようと思い立ったんですよね?
あなたの人生はあなたのものでたった一度きりです。
リセットもできませんよ?
それでも耐えますか?
