さみしいから子供を支配する毒親
毒親は自分自身の寂しさや欲求不満など、他人から認めてもらえないことを子供を支配することで満たそうとします。
毒親にとて子供は親の所有物だという考えがあるため、親は子供になんでも要求できるし何があっても子供は親に従うものだと信じて疑いません。
- 好きなお酒が飲めなかったのは妊娠したせい
- 禁煙したのも妊娠したせい
- 行動に制限されたのも妊娠したせい
など妊娠したことにストレスを感じると、子供に対して「あんたのせいで」という感情が芽生えます。
そして、子供のせいで自分の自由が奪われた事を根に持って妊娠中に与えられたストレスの原因である自分の子からストレスの精算をしようと考えます。
- 私が苦労したのに子供が苦労しないのはおかしい
- 私が感じたストレスをチャラにするためには子供に自分のストレスをぶつけても構わない
こういった歪んだ考えから毒親は子供を所有物として好きなようにしても構わないという理論武装をしてしまいます。
だって私はこの子のせいで苦労したんだから!
この子は私を苦しめたんだからその分は返してもらう権利がある
そういう考え方で永遠に子供を好きなようにできる権利が私にはあるんだ!と強く思うことで、子供に対して愛情のない躾をしたり命令をして服従させようとします。
会社にもいる毒親気質の正社員
「私は我慢したことのご褒美が欲しい、我慢したことを認めてほしい」というエゴが子供の人格を崩壊させます。
これは毒親に限ったことではありません。
会社でもいますよね。
- 俺が苦労したんだからお前も苦労しろ
- 俺たちの時代はこうだったんだからお前たちも同じ苦労をしろ
などなど。
自分がされた理不尽なことや苦労を他人にも追体験させたいという気持ちは
「自分が苦労したことを他の人にわかったもらいたい」という欲求です。
自分が強いられた苦労を他人に追体験させることで相手は自分を尊敬し、辛かった気持ちを理解することができると勘違いしているのです。
要はただのクズの弱虫です。
賢い人なら自分の苦労は他人にさせないし改善してより良い世界を築こうとします。
そんな弱虫を軽くあしらったり尊敬してやらないと奴らは烈火の如く怒り狂います。
弱虫君たちは弱いなりに試練に耐え抜いた事を褒めて欲しい、認めて欲しいので私たち賢者はそんな愚か者の要望を叶えてやりましょう。
かといって、私たちが卑屈になる必要も同情する必要も従順になる必要もありません。
賢者として雑魚をきっちりカス扱いするのではなく、気持ち的に上から目線で堂々と認めてやれば奴らは気が済みます。
「そうなんですね!」
「わかります!」
これを言ってやれば雑魚は喜びます。
私たちが雑魚を認めてやれば奴らは気分がよくなり自分自身を認めてもらえたと自分の方が強い!勝った!と愚かにもそう感じることができて満足な気分に浸れるのです。
単純ですよねwww
こんな雑魚にあなたの貴重な人生の一部を使う必要ありません。

毒親に対しても同じです。
毒親はあなたを産んだことで苦労しました。
あなたを育てることで毒親自身のやりたかったことを阻害しました。
それらを認めてやりましょう。
「たいへんだったね」
「ありがとう」
そういえば毒親は子供が自分の苦労を理解したと思い気分もよくなります。
中には「そんな言葉は信用できない」「お前はその場しのぎで嘘を言っているだけだ」と言う救いようのないクズ発言をする人もいるでしょう。
ただ、そんなクズに対して反撃してもそれこそ何も生まないしむしろ事態を悪化させるだけです。
争いたい欲求が強いタイプの毒親にも賢者として慈悲の心を投げかけてやりましょう。